社内異動が難しい本当の理由と、私が取った次の手
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「社内異動の希望を出したけど、全然通らない」
そう感じている人は、おそらく正しい感覚を持っています。社内異動は、制度としては存在していても、実際に動かすのは想像以上に難しい。私もそれを痛感した一人でした。
1社目の営業時代、残業150時間をこなしながら「このまま営業を続けるキャリアでいいのか」と本気で悩んでいました。経営企画への異動を強く希望していたけれど、当時の私には何の戦略もなかった。希望を出すだけでは動かない、という現実をじわじわと学んでいきました。
結論から言います。社内異動が難しい理由は「会社の都合」と「個人の準備不足」が複合しているからです。どちらか一方だけでもない。そして、その構造を理解しないまま動いても、何年待っても変わらない可能性があります。
私は最終的に社内異動を実現しましたが、その後さらに転職という選択肢も経験しました。今回は、社内異動の壁の正体と、私が実際にどう動いたかを正直に書きます。
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社内異動が通らない「会社側の事情」
まず、会社側の話からします。
社内異動の申請を出す多くの人が見落としているのは、異動の決定権が本人にほとんどないという現実です。人事部門が管理し、現部門の上司が「手放したくない」と思えばブロックされ、受け入れ側の部門が「今は枠がない」と言えばそれで終わる。
私が1社目にいたのは数千人規模の大企業でした。人事異動は年に1〜2回の「定期異動」サイクルで動いていて、それ以外のタイミングでは基本的に動かない。希望を出しても、通るかどうかは「そのサイクルに受け入れ先の空きがあるか」「今の部署が出せる状況か」という需給の問題に大きく左右されます。
個人の意欲や能力は、二次的な要素でしかない場面も多かったです。
特に「成果を出している人ほど手放されにくい」というパラドックスがあります。私が営業で数字を出し始めた頃、上司からの評価は上がりましたが、それは同時に「異動させにくい人材」になっていくことでもありました。成果を出せば出すほど、今いる場所に縛られる。正直、これには嫌気が差しました。
「準備が足りなかった」と後から気づいた話
会社側の事情だけが問題ではありませんでした。私自身の準備が甘かった、という反省もあります。
最初の頃の私は「経営企画に行きたいです」と上司に伝えるだけでした。なぜ行きたいのか、行った後に何をするのか、自分に何ができるのか——そこまで整理して伝えていなかった。
希望を「宣言」することと、異動を「勝ち取る」ことは全く別の話だったんです。
転機になったのは、社内の研修制度でした。異動を目指す部署に関連するスキルが身につく研修に積極的に参加し、そこで成果を出しました。同時に、経営企画部門の人たちと接点を作り、どんな仕事をしているのか、どんな人材を求めているのかを地道に情報収集しました。
今思えば、これは「転職活動と同じ構造」でした。相手が何を求めているかを理解して、自分がそれに応えられることを示す。社内だからといって特別なことは何もなく、売り込みと情報収集が必要だったんです。
その結果、営業から経営企画への異動を実現できました。3年かかりましたが。
社内異動の「見えない障壁」3つ
私の経験と、周囲を見ていて感じた障壁を整理すると、だいたい以下の3つに集約されます。
①現部署の「手放せない」問題
優秀であればあるほど、今の部署は出したくない。これは上司の個人的な感情だけでなく、「チームの人員が減る」という組織的な損失が絡んでいます。上司も人事評価を受ける立場なので、部下を手放すことにはインセンティブが働きにくい。
②受け入れ側の「枠がない」問題
経営企画や事業企画など人気の部署は、そもそも人数が少ない。10人のチームに2人来るより、30人のチームに2人来る方が話が通りやすいのは当然です。人気の部署ほど競争率が高く、枠は少ない。
③「異動希望を出すこと自体」のリスク
これはあまり語られませんが、異動希望を出した後も通らなかった場合、今の上司との関係がぎこちなくなることがあります。「うちじゃ不満なのか」という空気。私も少なからずこれを感じました。
この3つが重なると、異動の話は何年経っても前に進まないことがあります。
私が経験した「異動後の現実」も正直に書きます
異動を勝ち取った後の話も、少し触れさせてください。
経営企画に移ってからの最初の数年は、確かに充実感がありました。ただ、激務でした。毎晩遅くまで働いて、同期と「これはさすがにきつい」と笑いながら乗り越えていた記憶があります。残業代が出る環境だったので経済的にはなんとかなっていましたが、体力的にはかなりしんどかったです。
そして2度目の異動先で、私は心身の不調を経験します。
経営管理系の特定領域を担当する部署で、「意味を感じられない調整業務」が続く中、外部からの批判も重なり、ある時点で限界を超えました。休職することになったのです。
※心身に不調を感じている方は、まず医師やカウンセラーなど専門家にご相談ください。
休職中は毎日散歩して、ぼんやり考えていました。「この会社では、もう自分の力を活かせない」という感覚がじわじわと固まっていきました。それが転職を決めた理由です。
社内異動を2回経験した私が言えること——異動は一つの解決策ですが、それで全てが解決するわけではない、ということです。社内異動か転職か、どっちが正解かについても、複数社の経験から見えてくることがあります。環境を変えても、根本的な問題が会社の構造や文化にある場合、また別の壁にぶつかることがあります。
転職という選択肢を、もう少し真剣に考えてほしい
私が転職活動を始めたのは、休職から4〜5ヶ月後のことでした。
正直、怖かったです。「休職明けの自分が転職市場でどう見られるか」「経営企画の経験はあっても、他社で通用するのか」という不安は常にありました。
でも、複数のエージェントに登録して活動してみると、私の場合は書類選考で落ちることがほとんどありませんでした(※あくまで個人の体験です)。自分が思っていたより、大企業での経営企画・経営管理の経験は市場価値があったんです。
戦略は「業界は変えず、職種を変える」でした。同じ経営/事業系の軸の中で、自分がまだ経験していない領域に踏み込む。社内異動でやっていたこととほぼ同じ発想です。ただ、フィールドが社内から社外に変わっただけ。
2社目では、大企業時代に培った定量分析の力を活かして担当プロダクトの成長に貢献することができました(※個人の実績であり、同様の成果を保証するものではありません)。根回しに時間を使わなくてよい環境で、スピード感を持って仕事できたことは、純粋に気持ちよかったです。
私自身の年収は750万から900万になりました(※個人の実績であり、同様の結果を保証するものではありません)。
社内異動と転職、どちらを選ぶべきか
これは正直、ケースバイケースです。
ただ、私が感じた一つの基準を言うと——「今の会社にいることで、市場価値が上がっているか」という問いです。
社内異動を待ちながら、今の業務でスキルが積み上がっているなら待つ価値はあります。でも、「ただ時間が過ぎているだけ」と感じているなら、早めに外を見た方がいいかもしれません(あくまで私個人の考えです)。
転職は逃げではないし、逃げでもいい、と私は思っています。つらい環境から逃げながら考えて、動くことで道は拓けます。少なくとも私はそうでした。
社内異動の壁に何年もぶつかり続けることが、必ずしもキャリアにとって最善ではない場合もあります。その間にキャリアの時間は確実に過ぎていきます。
転職を考え始めた人に使ってほしいエージェント
転職活動は、どのエージェントを使うかより「どんな案件と出会えるか」の方が重要です。担当者の質を見極めようとするより、複数登録して案件の質と量を比較した方が現実的です。これは私の実感です。
私が使って良かったと感じた組み合わせは、総合型エージェントで母数を確保しつつ、コンサル・経営企画系に特化したエージェントで書類を磨く、というやり方でした。特化型で仕上げた書類や面接の軸を、総合型の案件に使い回す。この方法で私自身の書類通過率が上がりました(※個人の体験であり、同様の結果を保証するものではありません)。
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面接が怖い人へ
私も面接は得意ではありませんでした。
ただ、準備したのはシンプルなことです。想定される質問を書き出して、自分の言葉で答えを作る。それを繰り返すだけ。
「うまく見せよう」と取り繕うより、実績を真剣に語る方が伝わります。少なくとも私はそうでした。休職の経緯も隠さず、自分がそこから何を学んで次に活かすかを話しました。それで落とされた会社もあったけど、通った会社もあった。
全員に好かれようとしなくていいです。自分のことを正しく評価してくれる会社と出会うことの方が、長い目で見て大事だと私は思っています。
最後に
社内異動が難しい理由は、あなたの能力の問題ではない場合がほとんどです。
会社の構造、タイミング、需給の問題が複合しています。それを正面から突破しようとすることに時間を使い過ぎることが、必ずしもキャリアにとって最善ではない場合もあります。
私は営業から経営企画への異動に3年かけて、その後心身の不調を経験して、転職という選択を取りました。それが今の自分につながっています。遠回りだったかもしれないけど、後悔はしていないです。
今、社内異動に悩んでいる人に伝えたいのは一つだけ。「選択肢を広げておく」ということです。異動一択で考えると、それが通らなかったときに詰んでしまう。転職市場を見ておくだけで、心に余裕が生まれます。
まずは情報収集だけでも、動き始めてみてください。
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